山中麻須美の経歴をご紹介します
1957年生まれ、奈良市出身。
テキスタイルデザイナー、陶磁器デザイナーとして働いた後、1987年、マークス&スペンサーの専属デザイナーとして渡英。在英29年。
フリーランスとなった後、ロイヤルドルトン、ポートメリオン、ナショナルトラスト、Vista Alegre(ポルトガル)、Crate & Barrel (USA) などのデザインを手掛ける。
2006年よりキューガーデンのアーティスト、パンドラ•セラーズにボタニカルアートの指導を受ける。
2008年よりキューガーデンの標本室内にてレジデントアーティストとして制作活動。
Curtis's Botanical Magazineに執筆。
キューガーデンの内のシャーウッドギャラリーにおいての展示会、Tree展(2009)、Bulbmania展(2010)、キューのアーティスト展(2011)に出展。
2015年、キューガーデンの歴史のある木(ヘリテージツリー)を描いた40枚の絵でシャーウッドギャラリーにて個展「Kew's Heritage Trees」を開催。
同時にキューより出版された展示会図録「Treasured Trees」と共に好評を得た。
2011年、RHS(英国王立園芸協会)のボタニカルアートショーにてインドトチノキの一年を描いたシリーズでGoldメダル受賞。
2015年6月、京都大学ホールにて催された「日本植物園協会50周年記念シンポジウム」に招待を受け「キューガーデン、世界遺産の現場から」というタイトルで講演。
また制作活動の傍ら、Japanese Exhibition Coodinatorとして2016年秋よりシャーウッドギャラリーにて開催される「Flora japonica」展の企画、編集に携わる。